「平和の旅へ」合唱団・長崎
私たちはコーラスによる被爆の語り部です
私たちは、車いすの語り部として知られる 長崎の被爆者・故・渡辺千恵子さんの遺志を受け継ぎコーラスによる被爆の語り部として「渡辺千恵子」さんの被爆体験を歌い続けています
もしわたしに、母に、なお生きて残る幾歳月が与えられるとするならば、”核兵器のない世界””大量殺りくのないせかい”のはじまりをつげる長崎の鐘を聞きたいと願います。私はごらんのとおり、ひとりではどこにもいけない身体です。しかしわたすは核兵器の無い世界には這ってでもまいります。
1970年第16回原水爆禁止世界大会国際予備会での発言から
長崎への修学旅行での平和学習に、団体旅行の被爆体験学習に、お役立てください
上演依頼
随時合唱団員を募集しています。あなたも歌う語り部になりませんか
合唱団員募集
2017年7月7日国連で84か国が署名して採択された、「核兵器禁止条約」は、2020年
10月24日50か国目となるボリビアが批准を行い。2021年1月に発効することになりました。
2020年6月現在、批准国は62か国となっています。
このホームページにおける 渡辺千恵子著「長崎に生きる」からの引用は、著作権後継者であるご遺族の「千恵子さんの遺志を生かすのであれば、自由に使ってください」という了解によっています。
2020年4月の「平和の旅へ」のニューヨーク公演
中止と募金の取り扱い、今後の活動について。
マスコミ報道等ですでにご承知かと思いますが、新型コロナウィルスの世界的感染広がりにより、今年4月ニューヨークで開催予定だった、原水爆禁止世界大会ニューヨーク集会が中止となり、国連のNPT再検討会議が一年延期を検討との報道(3月13日時点)もあっています。
こうした中で国連本部やラガーディア高校で予定していた「平和の旅へ」の上演についても、関係者の安心・安全を考慮し、大変残念なことではありますが、今回は断念せざるを得ないものと判断しました。
今回の上演にあたっては、これまでに長崎だけでなく、全国のたくさんの方々から大きな励ましやご支援をいただいておりましたことを、改めて心からお礼申し上げます。
なお今回、ニューヨークでの「平和の旅へ」上演の場を設けていただいた、ニューヨーク在住のキャサリーン・サリバンさん(ICANの被爆者担当、被爆者・ストーリーズの代表)からは
、「将来、ニューヨークで演奏したい場合、私はいつでもあなたたちのちからのなります」お返事をいただいていることもあり、私たちは、改めてニューヨークでの上演が可能となるように、引き続き、準備をしていくこととします。
また、これまでにお寄せいただいた募金についても、特別会計に預かり、そのために生かせるように大切に使わせていただくようにします。
今、核兵器禁止条約は、世界で35か国が批准、あと15か国の批准があれば国際条約として発効します。そのためには被爆者国際署名を広げることで世論を高め、被爆国日本政府に対して条約への署名・批准を迫る進めていくことがもとめられています。
私たちも、微力ながらそのための努力を重ねつつ、「平和の旅へ」の演奏を通じて「歌う語り部」として活動していきたいと思いますので、今後ともご理解、ご協力の程、お願い申し上げます。
2020年3月22日
「平和の旅へ」合唱団団長 佐藤由美子
長崎のうたごえ協議会 議長 森川恵美子